![]() |
アジアにプレゼンスをデモンストレーションする米軍前回、フィリピンとの共同演習参加の在沖海兵隊の航空機が往路、石垣島に給油のため立ちより、帰路も3月2日に再着陸を計画して いると記したが、「沖繩タイムス」(3月2日付)によると、米軍側は3月1日、那覇防衛施設局に「予定をとりやめる」と伝え、着陸を断念した。 在沖米海兵隊報道部によると、普天間基地所属のこのヘリ4機は3日にフィリピンを飛び立ち、シンガポールでの「アジア航空ショ ー」を支援していた佐世保基地所属の揚陸艦「ベローウッド」に合流し、8日に普天間基地に戻ることとなったという。 3月2日に石垣市内で大規模な抗議集会を予定していた市民団体は「住民や市長の抗議、市議会の決議が実を結んだ」とし、抗議集会を報告集会に変更する、と同紙は報道している。 米比連合/統合演習「バリカタン2000」について、演習のハイライトとなった2月28日のルソン島カビデ州のテルナテ・フィ リピン海兵隊演習場で実施された揚陸作戦訓練を各紙が報じている。 米軍約2300人、フィリピン軍約2500人が参加したこの演習では、佐世保基地所属の揚陸艦「フォート・マクヘンリー」から在沖海兵隊が揚陸用舟艇、LCACで敵前上陸作戦を行なった。この作戦にはフィリピン海軍艦艇12隻と、エアカバーのための米海軍イー ジス艦「ディケーター」が参加した。 演習には、ハバード在フィリピン米大使、メルカド・フィリピン国防相、ライス・フィリピン軍参謀長が視察に訪れた。 司令官のランドル中佐は記者会見で「我々は「第11水陸両用戦 隊」と呼ばれる前方展開団に属し、ここは持ち場の一つ。日常業務 だ」と語り(「朝日新聞」2月29日付)、メルカド比国防相も記 者会見で「今回の演習で米比の同盟関係が依然健在だということが示された」(「時事通 信」2月28日電)と発言している。 なお、2月23日に母港・横須賀を出港した米空母「キティ・ホ ーク」について、米国防総省当局者は25日に、一両日中に台湾東方の東シナ海に到着し、洋上訓練を行なうと明かにした。 米第7艦隊のホームページによると、2月27日から28日にかけて、藤縄自衛隊統合幕僚会議議長と、藤田海上幕僚長が西太平洋上で訓練中の「キティ・ホーク」を訪問したことを写 真入りで広報している。 アメリカは依然としてアジアに軍事力をプレゼンスしつづけることをアッピールしたがっているようである。 松尾 高志
|
|
|